「手術しかない」と言われた椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症の方へ|大阪・関西で、動ける身体に戻すという選択肢

MRIを撮って、画像を見せられて、「ここが潰れています」「これはもう手術しかないですね」と言われた。

痛みは確かにある。でも、いきなり手術と言われても踏ん切りがつかない。かといって、湿布と痛み止めをもらうだけの通院を続けるのも先が見えない。

このページは、そういう宙ぶらりんの状態にいる方に向けて書いています。

はじめにはっきりさせておきます。手術が必要かどうかを判断するのは医師です。このページはその判断を覆すためのものではありません。お伝えしたいのは、画像に写っている変化と、いま出ている症状は、必ずしも同じものではないということです。

30秒で結論

  • 手術の適応判断は医師の領域です。以下に挙げる緊急のサイン(排尿・排便の障害、股のあいだの感覚異常、両脚の力が入らない)がある場合は、この記事を読まずにすぐ病院へ行ってください。
  • そのうえで知っておいていただきたいことがあります。症状のない人を検査しても、椎間板の変性やふくらみは高い割合で見つかることが報告されています(Brinjikji W ほか, 2015)。加齢による変化は、痛みのない人にも普通に存在します。
  • つまり、画像所見=痛みの原因、とは限りません。同じような画像でも、痛む人と痛まない人がいます。
  • その差を分けているものの一つが、身体の使い方です。ある関節が動かない分を、別の場所が肩代わりする——これを代償運動と呼びます。腰は、代償の「しわ寄せ」を最も受けやすい場所です。
  • だとすれば、打つ手があります。動かない場所を動かし、腰が肩代わりしなくていい状態に戻す。これは画像を変える話ではなく、負担のかかり方を変える話です。
  • 大阪・関西で相談先を探すと、整形外科・整骨院・整体・パーソナルジムが並びます。守備範囲がまるで違うので、本文で整理しました。
  • 当院が行うのは、評価にもとづく機能改善と、動ける身体への再構築です。痛みを取って終わりにせず、スポーツ・ゴルフへの復帰までを見ます。
  • 東大阪の院には、奈良・堺・神戸など府外からも来院されています。

この記事が答える質問

  • 「手術しかない」と言われたら、他に選択肢はないのか?
  • 画像で異常があるのに、なぜ痛む人と痛まない人がいるのか?
  • 椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症は、整体やトレーニングで扱えるのか?
  • 大阪・関西の相談先は、それぞれ何ができて何ができないのか?
  • 手術をした後でも、ゴルフやスポーツに戻れるのか?
  • どういう症状なら、迷わず病院へ行くべきか?

まず、緊急のサインを確認してください

以下がある場合は、保存療法を検討している場合ではありません。今すぐ医療機関を受診してください。

  • 排尿・排便がしにくい/出にくい/感覚がない
  • 股のあいだ(会陰部)の感覚が鈍い、ジンジンする
  • 両脚に力が入らない、歩けない
  • 発熱を伴う強い腰背部痛
  • 安静にしていても激しく痛み、夜間に悪化する

これらは馬尾症候群など、時間が予後を左右する状態のサインです。整体・トレーニングの領域ではありません。

このページの続きは、上記に当てはまらない方に向けたものです。

画像に写る変化と、いま出ている痛みは、別のものかもしれません

ここが、この記事の一番大事な部分です。

症状がまったくない健康な人を対象に画像検査を行った研究をまとめた報告があります(Brinjikji W ほか, Systematic Literature Review of Imaging Features of Spinal Degeneration in Asymptomatic Populations, 2015)。そこで示されたのは、痛みのない人にも、椎間板の変性やふくらみは高い割合で見つかるという事実でした。しかも、年齢が上がるほどその割合は増えていきます。

つまり、椎間板の変化は加齢によって普通に起こることであり、それ自体が必ず痛みを生むわけではない、ということです。

これは、患者さんにとって重要な意味を持ちます。

MRIで「潰れている」と言われると、多くの人はその一点が痛みの原因だと受け取ります。そして「潰れたものは元に戻らない」→「だから手術しかない」と考えます。

しかし実際には、同じような画像所見で、痛みなく生活している人がいる。だとすれば、痛みが出ている人と出ていない人を分けている、別の要因があるはずです。

分けているのは、身体の使い方(代償運動)です

臨床で診ていて、その差として一番よく出会うのが代償運動です。

身体は、どこか一か所が動かなくなっても、動作そのものは何とか成立させます。足りない分を、別の場所が肩代わりするからです。

たとえば——

  • 足首が硬い → しゃがむとき、膝と腰が余分に曲がる
  • 股関節が回らない → 振り向く動作を、腰椎の回旋で代わりに行う
  • 胸椎(背中の上部)が動かない → 反る動きを、腰だけで作る

腰椎は、構造上回旋の可動域がごく小さい関節です。にもかかわらず、股関節や胸椎が仕事をしないと、腰が代わりに回され、反らされます

この状態が毎日続けば、負担は一か所に集中します。画像上の変化がそこにあれば、そこが痛みとして表面化します。

痛いのは腰。でも、原因を作っているのは腰ではない。これが、機能解剖から診たときに見えてくる構図です。

だから私たちが行うのは、腰を揉むことではありません。肩代わりさせている元を探して、そこを動くようにすることです。腰が肩代わりしなくてよくなれば、同じ画像所見のままでも、負担のかかり方は変わります。

大阪・関西で相談先を探すときの、選択肢の違い

「椎間板ヘルニア 整体 大阪」「脊柱管狭窄症 大阪」で検索すると、たくさん出てきます。ただ、役割がまったく違うものが同じ画面に並んでいます。ここを分けて考えると、遠回りを減らせます。

① 整形外科(医療機関)

できること:診断、画像検査、投薬、ブロック注射、手術の適応判断。診断ができるのはここだけです。緊急サインの見極めも医療機関の役割です。

限界:手術適応でない場合、「様子を見ましょう」「痛み止めを出しておきます」となることがあります。動作をどう変えるかまで指導が及ばないことが多いのが実情です。

② 整骨院・接骨院

できること:急性の外傷への施術。保険が使える範囲があります。

限界:慢性の腰痛や変性疾患は保険の対象外になることが多く、実際には自費の施術を組み合わせる形になります。施術の中身は院によって大きく違います。

③ 整体・カイロプラクティック

できること:緊張の緩和、可動域の改善。楽になる方は多くいます。

限界「その場で楽になるが、戻る」という声を非常によく聞きます。理由は明快で、負担を生んでいた動作そのものが変わっていないからです。緩めた後に何をするかが問われます。

④ パーソナルジム・トレーニング系

できること:筋力・持久力の向上。

限界可動域と痛みの評価を挟まずに負荷をかけると、代償運動ごと鍛えることになります。腰痛のある方にとっては、悪化のリスクがあります。

⑤ 評価にもとづく機能改善(当院はここです)

できること:どこが動かず、どこが肩代わりしているのかを評価し、動かない場所を動くようにしてから、使える形で鍛え直す。そのうえで、日常動作やスポーツ動作に戻します。

限界診断はできません。画像検査もできません。医療機関との役割分担が前提です。

選び方の目安:まだ診断を受けていないなら①が先です。診断がついていて、緊急サインがなく、それでも痛みが続いているなら、「評価をしてくれるか」「緩めた後に動作を作り直す工程があるか」の2点で選んでください。この2つが無い施術は、多くの場合戻ります。

手術をした後の方も、ご相談ください

手術を受けたあと、痛みは取れたのに動きが戻らない、あるいは別の場所が痛くなったという方がいます。

これも代償運動で説明がつきます。痛みをかばっていた期間に、身体は「腰を使わない動き方」を学習しています。手術で原因が取り除かれても、学習された動き方は自動的には元に戻りません

術後のリハビリが終わった段階で残っているのは、たいていこの学習の問題です。ここは、まさに機能から診る領域です。

実際に、脊柱管狭窄症の術後にゴルフへ復帰したいという相談は少なくありません。「もうゴルフは諦めてください」と言われた、という方もいます。主治医の許可が出ている前提であれば、身体を作り直してからスポーツに戻る道はあります。

ゴルフ・スポーツに戻りたい方へ

当院が他と違うのは、痛みが取れた先を見ている点です。

一般的な整体院・整骨院のゴールは「痛みが取れること」です。それは大切なことですが、ゴルファーにとっては通過点でしかありません。痛みが取れても、スイングできなければ意味がないからです。

腰に負担をかけないスイングは、根性や意識で作るものではありません。股関節が回り、胸椎が回り、体幹が支える——この条件が揃って初めて、腰が回されずに済みます。

つまり、腰痛の改善とスイングの改善は、同じ工程の上にあります。別々のものではありません。だから当院では、これを分けずに扱います。

遠方(奈良・堺・神戸)から通われている方について

東大阪の院には、奈良・堺・神戸など府外からも来院されています。

腰の症状で遠方から来られる方に共通しているのは、「近所で何軒か回ったが、評価をしてもらえなかった」という点です。同じ施術を繰り返して、良くなったり戻ったりを繰り返してきた方が多くいます。

初回は評価から始めます。どこが動いていないのか、どこが肩代わりしているのかをお伝えし、通う頻度もそこで一緒に決めます。遠方の方には、ご自宅で行う工程を厚めに設計します。

よくある質問(FAQ)

椎間板ヘルニアは整体で治りますか?

「ヘルニアという画像所見」を整体で消すことはできません。扱えるのは、そこに負担を集めている身体の使い方です。そして、負担のかかり方が変われば、症状は変わります。画像は変わらないのに痛みが引いていく方を、臨床では何人も見てきました。

手術を避けられますか?

手術の要否を判断するのは医師です。当院がその判断を代わりに行うことはありません。主治医の見解を確認したうえで、保存的に取り組む余地があるかをご相談ください。緊急のサインがある場合は、迷わず受診してください。

脊柱管狭窄症でも運動していいのですか?

医師の許可が前提です。そのうえで、やり方によります。腰を反らせる動きが症状を強める方が多い一方で、股関節や胸椎を動かす運動は負担を下げる方向に働きます。評価なしに一般的なメニューを行うのは勧められません

何回くらい通えばいいですか?

状態によって幅があります。可動域と痛みが主であれば数回で変化を感じる方もいますし、動作の作り直しまで含めると数か月単位になる方もいます。初回評価のあとに見通しをお伝えします。

病院では「異常なし」と言われましたが、痛みます。

珍しいことではありません。画像に写るのは構造で、動きの問題は写らないからです。むしろ機能から診る対象として、典型的なケースです。

ゴルフはいつから再開できますか?

症状と、主治医の見解によります。当院では、再開の可否を判断するのではなく、再開できる身体の条件を整えることを行います。段階的に負荷を戻す設計をお伝えします。

大阪市内・神戸・奈良からでも通えますか?

通われています。東大阪市長堂(近鉄布施駅)で、大阪市内からのアクセスは良好です。頻度は初回にご相談のうえ決めます。

高齢でも受けられますか?

年齢による制限は設けていません。ただし内科的な既往や服薬の状況によっては、医療機関との連携を優先します。初回の問診でお伺いします。


おわりに

「手術しかない」と言われたときに一番つらいのは、選択肢が一つしか見えなくなることだと思います。

手術が最善である場合は、確かにあります。それを否定するつもりはまったくありません。ただ、画像に写った変化と、いま出ている痛みは、必ずしも同じものではない。この一点を知っておくだけで、主治医と話すときの質問も変わってきます。

そして、もし保存的に取り組む余地があるのなら——動かない場所を動かし、腰が肩代わりしなくていい身体に戻すという道があります。

ご相談ください

東大阪Mitz BestPerformance(メディカルゴルフラボ)

  • 所在地:大阪府東大阪市長堂1-2-20 陣内ビル2F(近鉄布施駅すぐ)
  • 電話:06-7161-4593
  • 対応:腰痛、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症(術後を含む)、イップス、ゴルフの機能改善
  • 来院エリア:東大阪・大阪市内のほか、奈良・堺・神戸など府外からも来院されています

初回は評価からお受けします。どこが動いていないのか、何をどの順番で行うのかを、その場でお伝えします。

ご予約・ご相談は true-function.com から、またはお電話でどうぞ。

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参考文献

  1. Brinjikji W, et al. Systematic Literature Review of Imaging Features of Spinal Degeneration in Asymptomatic Populations. American Journal of Neuroradiology. 2015.(症状のない人にも脊椎の変性所見が高頻度に認められることを示したレビュー)

著者について

鈴木密正(すずき みつまさ)

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師(国家資格3種)。PRI・DNS・機能的動作分析にもとづき、痛みの改善とパフォーマンスを同じ枠組みで扱う。東大阪Mitz BestPerformance 代表。

※当院は診断を行いません。手術の適応を含む医学的判断は主治医にご確認ください。緊急のサインがある場合は速やかに医療機関を受診してください。

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