膝の痛みが治らないのは膝のせいではない|大阪・東大阪

「年ですね」「軟骨がすり減ってますね」——そう言われて、ヒアルロン酸注射に通い、リハビリで膝を伸ばす体操を続けて、もう半年になる。

打った直後は少し楽になる。でも階段の下りは相変わらず痛いし、椅子から立ち上がる最初の一歩は、やっぱり痛い。

このまま人工関節になるのを待つしかないのだろうか。

先に結論をお伝えします。膝が痛いことと、膝が原因であることは、別の話です。

30秒で結論

  • 軟骨には神経が通っていません。 軟骨そのものは痛みを感じない組織です。だから「すり減った量」と「痛みの強さ」は直結しません。
  • 実際、50〜90歳の一般住民を調べたMRI研究では、半月板の断裂が見つかった人のうち6割前後が、直前1か月に膝の痛みもこわばりも自覚していませんでした(Englund 2008, N Engl J Med)。画像は「そこに何があるか」を写しますが、「なぜ痛むか」までは写しません。
  • 膝は「間の関節」です。上の股関節と下の足首にはさまれ、その二つが動かないぶんの仕事を引き受けています。膝は曲げ伸ばししかできない関節なのに、ねじれまで受け止めさせられている。
  • だから膝だけを治療しても戻ります。注射も膝まわりのリハビリも痛みの信号は下げますが、膝に仕事を押しつけている構造そのものは変わっていないからです。
  • 「年のせい」で片づけると、実際に変えられる部分——股関節の伸展、足のアーチ、骨盤の向き——が手つかずのまま残ります。両膝とも同じだけ歳をとっているのに、痛いのは片方だけ。そういう方がほとんどです。
  • 大阪・関西で相談先を探すなら、膝を触る前に股関節と足首を診るかどうかで選んでください。膝だけを診る場所では、膝だけしか変わりません。

この記事が答える質問

  • 膝の痛みが治らないのはなぜか?
  • 「軟骨がすり減っている」と言われたら、もう治らないのか?
  • ヒアルロン酸注射が効かなくなってきたのはなぜか?
  • 膝の痛みは何科へ行けばいいのか?
  • 筋トレをすれば膝の痛みは改善するのか?
  • 階段の下りだけ痛いのはなぜか?
  • 手術はいつ考えるべきか?
  • 大阪・関西で相談先を選ぶとき、何を基準にすればいいのか?

まず——この症状があるならすぐ医療機関へ

以下に当てはまる場合、この記事の話ではありません。先に医療機関で診てもらう場面です。

  • 膝が急に腫れて、触ると熱を持っている。発熱を伴う —— 関節に細菌が入った状態(化膿性関節炎)や、痛風・偽痛風の可能性があります。とくに化膿性関節炎は時間が予後を左右します
  • 外傷のあと、膝が「抜ける」「引っかかって伸びきらない」 —— 膝が途中で固まって伸ばせない状態をロッキングと呼びます。半月板や靱帯の損傷が疑われ、画像検査が必要です。
  • 体重をかけられない、まったく歩けない —— 骨折を含めて、まず画像で確かめる段階です。
  • 膝の裏が腫れ、片脚のふくらはぎだけが太く熱い、息苦しさがある —— 血のかたまり(血栓)の可能性があり、緊急性があります。

これは弱腰の但し書きではなく、役割分担です。診断と画像検査は医療機関の仕事で、私たちの領域ではありません。以下は、これらに当てはまらない方に向けた話です。

「軟骨がすり減っている」は痛みの理由になっていないことがある

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

まず解剖の事実から。関節軟骨には、血管も神経も通っていません。 つまり軟骨そのものは、すり減っても痛みを出せない組織です。痛みを出しているのは、その周りにある滑膜(関節を包む膜。炎症を起こすと腫れと熱を出します)、骨の内部、半月板の外周部、関節を包む袋、そして周囲の腱や筋肉です。

だから「軟骨が減った量」と「痛みの強さ」は、そもそも同じものさしに乗っていません。

疫学のデータも同じ方向を向いています。50〜90歳の一般住民をMRIで調べた研究では、半月板の断裂が見つかった人のうち約6割は、直前1か月に膝の痛みもうずきもこわばりも感じていませんでした(Englund M et al., N Engl J Med 2008)。レントゲンに写る骨のトゲ(骨棘)や関節のすき間の狭さも、痛みのない同年代の方にごく普通に見つかります。

逆のパターンもあります。画像上の変形は軽いのに、痛みは強い。臨床では珍しくありません。

さらに踏み込んだ研究もあります。加齢によって傷んだ半月板に対する関節鏡の手術と、実際には切除しない見せかけの手術を比べた試験で、1年後の成績に差がありませんでした(Sihvonen R et al., N Engl J Med 2013)。画像に写った断裂を取り除いても、その分だけ痛みが減ったわけではなかった、ということです。

誤解のないように書きます。すり減っていること自体は事実です。それを否定するつもりはありません。

問題は、そこで説明が止まってしまうことです。「すり減っている、だから痛い、歳だから仕方ない」——これは説明の半分しかありません。残りの半分、なぜその膝にだけ負担が集中し続けたのかが、丸ごと空いたままなのです。

そして厄介なことに、「年のせい」という言葉には行き止まりの響きがあります。年齢は変えられません。でも、負担の集中のさせ方は変えられます。片づけてしまうと、変えられるほうまで一緒に手つかずになる。ここが最大の損です。

膝は被害者——火元は股関節と足首

では、なぜ膝に負担が集中するのか。機能解剖から見ると、答えははっきりしています。

人間の関節は、動くのが役割の関節と、支えるのが役割の関節が交互に並んでいます。足首は動く担当、膝は支える担当、股関節は動く担当、腰椎は支える担当、その上の胸椎(背中の上部)はまた動く担当です。

膝は、支える担当です。 構造を見れば分かります。膝は基本的に蝶番(ちょうつがい)で、曲げる・伸ばすのが仕事です。ねじれは、膝が曲がっているときにごくわずか許されるだけで、大きくねじれるようにはできていません。

ところが、上下の「動く担当」がサボると、こうなります。

① 股関節が伸びない → 膝が伸びきらないまま体重を受ける

伸展とは、脚が体より後ろへ行く動きのことです。歩くとき、後ろ脚は股関節から後ろへ送られます。ここが硬いと、脚を後ろに送れません。

すると体は、膝を曲げたまま体重を受けるようになります。膝が曲がったまま支えるということは、前もも(大腿四頭筋)が常にブレーキをかけ続けるということです。前ももはお皿(膝蓋骨)を介して膝についているので、お皿の裏の圧が上がります

階段の下り、椅子からの立ち上がり、坂道。これらで痛む方は、ほぼここに当たります。どれも「膝を曲げながら体重を支える」動作だからです。

② お尻の横がサボる → 膝が内に入る

片脚に体重が乗った瞬間、骨盤を水平に保つのはお尻の横の筋肉(中殿筋)です。ここが働かないと、乗った瞬間に骨盤が反対側へ落ち、その代わりに膝が内側へ入ります。この状態をニーインと呼びます。

膝が内に入れば、内側に圧が集中します。変形性膝関節症で内側から傷んでいく方が多いのは、これが毎歩繰り返されているからです。O脚に見える形も、原因ではなく結果であることがよくあります。

③ 足のアーチが崩れる/足首が硬い → 膝がねじられる

足の裏のアーチ(土踏まず)が落ちて足が内へ倒れると、すね(下腿)が内側にねじれます。膝から下がねじれれば、その上の膝もねじられます。

もうひとつは足首の硬さです。背屈——すねが前に倒れる動き——が足りないと、しゃがむときも階段を下りるときも、足首で衝撃を吸収できません。行き場を失った動きは、膝が前に突っ込むか、つま先を外に開いて逃げるかのどちらかで処理されます。後者になると、一歩ごとに膝がねじられます。

④ 骨盤の向き → 片方の膝だけがねじれ続ける

骨盤が左右どちらかを向いたまま固まると、体は正面を向こうとして、どこかでねじれを戻します。戻す場所が股関節でなければ、膝が戻し役になります。片方の膝だけ痛む方が多い理由の、大きな一つです。


ここまでをひと言でまとめます。

膝は曲げ伸ばししかできない関節なのに、上と下が仕事をしないぶん、ねじれまで引き受けさせられている。

ドアの蝶番を思い浮かべてください。蝶番は開け閉めのための部品です。でもドアの枠が歪んでいれば、開けるたびに蝶番へねじる力がかかります。ガタが来るのは蝶番です。壊れた場所は蝶番です。でも、壊した原因は枠のほうです。

蝶番だけを何度交換しても、枠が歪んだままならまた同じところが壊れます。膝は、この蝶番にあたります。

そしてもう一つ。年齢は両膝に平等です。 同じ歳月を過ごしてきた二つの膝のうち、片方だけが痛むのなら、違うのは年齢ではなく乗り方です。乗り方は、年齢と違って変えられます。

大阪・関西で相談先を選ぶときの違い

「膝の痛み 大阪」で検索すると大量に出てきますが、役割がまったく違うものが同じ画面に並んでいます。ここを分けて考えると、遠回りが減ります。

相談先 向いているケース 向いていないケース 保険 期待できること
整形外科 まだ診断がついていない/腫れ・熱・外傷がある/手術の適応を知りたい 「画像に大きな異常はない」と言われた後の、動きの問題 適用 診断、画像検査、投薬、注射、手術の適応判断
整骨院・接骨院 打撲・捻挫など急性の外傷 変形性膝関節症のような慢性の経過 外傷は適用/慢性は自費が中心 急性期の痛みの手当て
整体・マッサージ 膝まわりの張り・こわばりを緩めたい 動き方そのものを変えたい 自費 一時的な緩和、可動域の改善
リハビリ(整形外科内) 手術後・急性期・診断直後 期間や回数の枠が終わったあとの作り直し 適用(期間の上限あり) 医師の指示にもとづく機能訓練
パーソナルトレーニング 痛みが落ち着き、体力・筋力を上げたい 痛みが残ったまま/評価せずに負荷をかける 自費 筋力・持久力の向上
評価にもとづく機能改善(当院) 診断はついたが戻り続ける/膝以外も含めて診てほしい 診断・画像検査が必要な段階 自費 股関節・足部・骨盤を含めた原因の特定と、膝が肩代わりしない動作の作り直し

選び方の目安:まだ診断を受けていないなら整形外科が先です。診断がついていて、緊急のサインがなく、それでも戻り続けているなら——膝を触る前に股関節と足首を診るかどうか。この一点で選んでください。膝だけを診る場所では、膝だけしか変わりません。

実際に何を診るのか

当院では、膝を触る前に体を評価します。順番はこうです。

  1. 片脚に乗れるか(支持) —— 体重を片脚に移したとき、骨盤が落ちないか。膝が内へ入らないか。ここが崩れていれば、歩数のぶんだけ膝の内側が削られます。
  2. 股関節が伸びるか(伸展=脚が体より後ろへ行く動き) —— ここが出ないと、膝は伸びきらないまま体重を受け続けます。
  3. 足首が曲がるか(背屈=すねが前に倒れる動き)と、足のアーチが働くか —— 地面といちばん近い場所です。ここでねじれを処理できなければ、膝が処理します。
  4. 骨盤と肋骨(胸郭)の向き、そして腹圧 —— 腹圧とはお腹の中の圧力のことで、体の中心に硬い芯を作る天然のコルセットです。ただし風船は勝手にはふくらみません。横隔膜というフタと骨盤底筋という底が上下で向き合える骨格の位置に揃って、はじめて圧が抜けずに保てます。ここが崩れていると、上半身を支える仕事まで脚に降りてきます。
  5. 実際の動作でどこが肩代わりしているか —— 歩行、階段の上り下り、立ち上がり、しゃがみ込み。痛みが出る動作そのものを見ます。

そのうえで、動かない場所を動かし、支えられる状態を作ってから、動作に戻します

順番が肝心です。膝の場合はとくにそうです。硬いまま前ももだけを鍛えると、代償運動ごと強くなります。 世の中には「膝が痛いなら太ももの前を鍛えなさい」という指導が非常に多いのですが、順番を間違えると痛みが増えます。理由は次のとおりです。

なぜ「前ももを鍛える」だけでは変わらないのか

運動療法そのものは、膝の痛みに対して最も推奨度の高い手段です。これは否定しません。問題は「どこを」動かすかです。

膝が痛い方の多くは、すでに前もも(大腿四頭筋)が働きすぎています。お尻が使えていないぶん、前ももが一日中ブレーキをかけて体を支えているからです。すでに残業続きの部署に、さらに仕事を足すようなものです。

しかも前ももは、お皿を介して膝についています。鍛えれば鍛えるほどお皿を関節に押しつける力が増えます。お皿の裏がすでに痛い方が、膝を伸ばす体操を熱心に続けて悪化する——臨床でよく見る流れです。

必要なのは逆です。サボっている部署に仕事を返すこと。 つまり、股関節の伸展、お尻の横、足のアーチ。ここが働き出すと、前ももは初めて「支えっぱなし」から降りられます。

膝を触らずにできるセルフチェック3つ

膝そのものではなく、膝に仕事を押しつけている側を確かめる方法です。

① 片脚立ち(左右30秒)

鏡の正面に立ち、片脚を軽く上げて30秒立ちます。骨盤が反対側へ落ちませんか。膝が内側へ入りませんか。 体が横に倒れませんか。

膝が内に入るなら、お尻の横(中殿筋)が仕事をしていません。歩くたび、その膝の内側にストレスがかかっています。

② しゃがみ込み

足を腰幅に開き、つま先をまっすぐ前に向けて、かかとを床につけたまましゃがみます。かかとが浮く、つま先が外へ開いてしまう、後ろへ倒れそうになる——どれかが起きませんか。

起きるなら、足首の背屈(すねが前に倒れる動き)が足りていません。足首で吸収できない分を、膝が前に突っ込んで受けています。階段の下りで痛む方は、ここが該当することが非常に多いです。

③ 股関節の伸展

仰向けに寝て、片方の膝を両手で胸に引き寄せます。このとき、反対側の脚が床から浮きませんか。 太ももの前が持ち上がってくるなら、その脚の股関節が伸びていません

歩くたびに、その側の膝は伸びきらないまま体重を受けています。


どれか一つでも当てはまるなら、膝より先に見るべき場所があります。逆に言えば、まだ手をつけていない余地がそれだけ残っている、ということです。

遠方から来られる方へ

東大阪の院には、奈良・堺・神戸・京都など府外からも来院されています。

膝の症状で遠方から来られる方に共通しているのは、「近所で注射とリハビリは受けたが、膝以外を診てもらったことがない」という点です。何年も通っているのに、股関節の伸展を測られたことも、足のアーチを見られたこともない。そういう方が大半です。

初回は評価から始めます。どこが動いていないのか、膝が何を肩代わりしているのかをその場でお伝えし、通う頻度も一緒に決めます。遠方の方には、ご自宅で行う工程を厚めに設計します。

よくある質問

「軟骨がすり減っている」と言われました。もう戻らないのでは?

すり減った軟骨が元の厚さに戻ることを目的にする必要はありません。 そもそも軟骨には神経がなく、痛みを出しているのは周りの組織だからです。目的は「軟骨を戻すこと」ではなく、その膝にかかっている負担の集中をなくすことです。同じ画像所見で痛みなく歩いている方は大勢います。

ヒアルロン酸注射は続けたほうがいいですか?

続けるかどうかは主治医の判断に従ってください。 そのうえで構造を説明します。注射は関節内の環境を整えて痛みの信号を下げるカードで、膝に仕事が集中している状態そのものを変えるものではありません。だから効いている間は楽になり、切れると戻ります。「効きが短くなってきた」と感じているなら、それは注射の限界ではなく、別の層が手つかずのまま残っているサインです。

筋トレをすれば膝の痛みは改善しますか?

運動は正解ですが、場所を間違えると悪化します。 膝が痛い方の多くは前もも(大腿四頭筋)がすでに働きすぎており、そこに膝を伸ばす体操を足すと、お皿を関節に押しつける力が増えて痛みが強くなることがあります。先に必要なのは、サボっている股関節とお尻と足部に仕事を返すことです。順番を変えるだけで、同じ運動が効き方を変えます。

歩いたほうがいいですか?

歩いたほうがいいです。ただし歩数より歩き方です。 関節の軟骨には血管がなく、関節液の出入りで栄養されるので、動かさないほうが環境は悪くなります。安静は急性期の短期間だけにしてください。一方で、膝が内に入ったまま、股関節が伸びないままの歩き方で一万歩を重ねると、壊す動作を一万回繰り返すことになります。歩数を増やす前に、乗り方を変えるのが順番です。

手術はいつ考えるべきですか?

適応の判断は主治医の領域です。 一般に、膝が引っかかって伸ばせない、体重をかけられない、夜も眠れないほど痛む、関節のすき間が完全に消えている——こうした状態は手術を含めて相談する場面です。人工関節は成績のよい手術で、必要な方には必要です。

そのうえでお伝えしたいことが二つあります。ひとつは、手術の前に一度も評価されていない機能がある方が多いということ。もうひとつは、術後に同じ動き方へ戻れば、次は反対側の膝に同じことが起きるということです。実際、片側の手術のあと数年で反対側も、という経過は珍しくありません。評価は、術前でも術後でも意味があります。

サポーターは使っていいですか?

使っていいです。 痛い時期に活動量を落とさずにいられるのは大きな利点です。ただし「巻けば動ける」で止まると、支える仕事を道具に外注したままになります。使いながら中身を変えていく、という使い方をしてください。

膝の痛みは何科へ行けばいいですか?

まず整形外科です。 診断、画像検査、除外すべき病気の判断はそこにしかできません。腫れて熱がある、外傷のあと、体重をかけられない場合は最優先で受診してください。そのうえで「画像に大きな異常はない」「年齢相応です」と言われた場合、次に見るべきは動きの層です。画像に写るのは構造であって、股関節が伸びているかどうかは写りません。

階段の下りだけ痛いのはなぜですか?

下りは、膝を曲げながら体重を支える動作だからです。 上りは前ももが縮みながら働きますが、下りは伸ばされながらブレーキをかけるので、お皿の裏にかかる圧が最も高くなります。ここで痛む方は、股関節の伸展が出ていないか、足首の背屈が足りていないかのどちらかであることが多い。どちらも膝ではなく、上と下の問題です。

体重を落とせば治りますか?

減量は有効なレバーの一つです。 歩行時に膝へかかる力は体重の数倍になるので、落ちれば負担は確実に減ります。ただし体重だけでは、なぜ片方の膝だけが痛むのかを説明できません。左右の体重は同じだからです。減量と並行して、乗り方そのものを変える必要があります。


スポーツ・ゴルフをされる方へ

当院がもう一つ他と違うのは、痛みが取れた先を見ている点です。

膝をかばう動きは、そのままスイングの質を落とします。股関節が伸びない、足のアーチが働かない、膝が内に入る——これらは膝を壊す条件であると同時に、飛距離とショットの安定を落とす条件でもあります。だから当院では、痛みの改善とパフォーマンスを分けて扱いません。同じ工程の上にあるからです。

ゴルフについては、ゴルフレッスンは意味ない?直らない人の体の5条件ゴルフ整体とは?普通の整体との違いで詳しく書いています。

おわりに

「年のせいですね」と言われたとき、多くの方はそこで納得しようとします。仕方ない、こういうものだ、と。

でも、年齢は両膝に平等です。同じだけ歳をとった二つの膝のうち、片方だけが痛むなら、原因は年齢ではありません。

膝は、上の股関節と下の足首の肩代わりを引き受けています。肩代わりの元を動かし、膝が引き受けなくていい体の使い方に戻す。順番を変えるだけで、景色は変わります。

ご相談ください

東大阪Mitz BestPerformance(メディカルゴルフラボ)

  • 所在地:大阪府東大阪市長堂1-2-20 陣内ビル2F(近鉄布施駅すぐ)
  • 電話:06-7161-4593
  • 対応:膝の痛み、変形性膝関節症(術後を含む)、腰痛、坐骨神経痛、肩こり・首の痛み、スポーツ復帰
  • 来院エリア:東大阪・大阪市内のほか、奈良・堺・神戸・京都など府外からも来院されています

初回は評価からお受けします。膝が何を肩代わりしているのか、何をどの順番で行うのかを、その場でお伝えします。

ご予約・ご相談は true-function.com から、またはお電話でどうぞ。

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著者について

鈴木密正(すずき みつまさ)

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師(国家資格3種)。PRI・DNS・機能的動作分析にもとづき、痛みの改善とパフォーマンスを同じ枠組みで扱う。臨床20年。東大阪Mitz BestPerformance 代表。

参考文献

  • Englund M, Guermazi A, Gale D, et al. Incidental Meniscal Findings on Knee MRI in Middle-Aged and Elderly Persons. N Engl J Med. 2008;359(11):1108-1115.
  • Sihvonen R, Paavola M, Malmivaara A, et al. Arthroscopic Partial Meniscectomy versus Sham Surgery for a Degenerative Meniscal Tear. N Engl J Med. 2013;369(26):2515-2524.

※当院は診断を行いません。器質的疾患が疑われる場合、および上記の緊急サインがある場合は、医療機関の受診を優先してください。

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